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デュオたんとCD

1stアルバムCD「T A N T O」好評発売中!

税抜2800円(税込3,024円)
月の沙漠/あの町この町幻想/蘇州夜曲/貝殻節/名もないちいさな小径/名もない小さな舞曲/ スカボローフェア/「悲愴」より/こきりこ幻想~二本のオカリナの為の三章~/ 酒と泪と男と女/カルメン・オカリナ・ファンタジー/あやしうた/鳥取高等女学校 校歌/ ローズ/

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デュオたんとファーストアルバム「T A N T O」リリース

デュオたんとCDうらばなし「鳥取高等女学校 校歌」

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もりしたともこ

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フルートデュオリサイタル

去る1月27日に息子・大島快晴が友人たちと、大阪のドルチェ楽器サロンにてリサイタルを行いました。

後輩であり友人でありライバルでもある横井茂虎君を誘ってデュオリサイタルをやりたい、と言い出したのは昨年夏の事でした。その後共演ピアニストはプロに依頼するのでなくて、同級生で指揮科の薩摩研斗君に頼むことにしたと、トントン拍子に話が進んでいきました。

こっちがけしかけた訳でもなく、自分たちでやりたいと言い出したこと考えてみれば、思い切ったなと思いますが、両親が企画しているのをしょっちゅう目の当たりにしているから、やれるもんだと思ったのかもしれません。

息子は音高生として音楽の勉強を主に過ごしていますが、全て自主企画での一般向けコンサートというものは、学校の中では基本的にありません。定期的に推薦された生徒が出られるリサイタルがあり、これはほぼ学校側がお膳立てしてくれて生徒は演奏さえすれば良いという感じです。
文化祭は生徒が主となって運営し、さすがのハイレベルな演奏もけっこう聴けますが、文化祭自体は外向けではなく入れる客も身内のみ。そういうところ、例えば吹奏楽部の盛んな高校とは違って、音楽の大切な部分である「聴衆との関わり」があまり経験できないのではないか、という気がしています。

考えて見れば、彼が入学するまで音高生の演奏を聞いたことはほとんどありませんでしたし、一般的にも音高に行くのは「特別な人達」というイメージがあると思います。
けれども音楽は聴く人のためにある。音楽家は聴く人が居てこそ生き生きとできる。

このことを彼らがリサイタルの中で、確かに体現していることを感じられたのは幸せでした。
きっとコンクールをいくつ受けても経験出来ない沢山のことを、経験した事だろうと思います。そしてなにより、彼にとって理想的で自由な音楽を共有できる素晴らしい友人たちと出会えた幸運を、親としてはとても嬉しく思います。

ご来場くださり暖かい拍手をくださった皆様、様々にエールを送ってくださった皆様、そして若い演奏家を育てる応援をと特別協賛を賜りましたドルチェ楽器様に、深く感謝申し上げます。

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2019年ご挨拶・重要なお知らせ

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

ずいぶんとご挨拶が遅くなってしまいました。

今年は年賀状を500枚送りました。過去最多です。
デュオたんとやトゥジュールのCDを買ってくださった方、演奏会のお客様にもお送りさせていただきました。
思いのほか、沢山の方から年賀状を送っていただきました。その手書きのメッセージに、やっぱり嬉しい気持ちになりますね。

今の時代メールやSNSでご挨拶は出来てしまいますから、ハガキを送ることを辞めたという方も沢山居られますし、我々もいずれはそうなるだろうなあと、思っていることではありますが。形のあるハガキが届くとやはり嬉しくなります。ありがとうございます。
ブログ読んでるよ!という同級生の声もあったので、更新せな!という気持ちにさせられ…(見てますか~?)

2018年はデュオたんとのCD発売、トゥジュールのCD発売と、立て続けにこれまでにない事をやった年でした。いつかやれたらなぁ…と思っていたことが理想的な形で実現したことは本当に幸せでした。おかげさまで売れ行きも順調で、何度も聴いています、とのありがたいお声も沢山いただいています。(たしかにいいCDなので何度も聴きたくなるはずっ!)

願わくばもっとたくさんの方々に聴いていただきたいなぁ~と、いうことでデュオたんとのレコ発ツアーをやることになりました!!
たんとツアー2019フライヤー表たんとツアー2019フライヤー裏
(チラシはたんとのCDデザインも手掛けてくださってるイクスグラフィック・家本麻理さん)

・・・ゲストが豪華です・・・!!

名古屋公演では「オカリナデュオ水平線」。「こきりこ幻想」の作曲を委嘱してくださって、大島作品を沢山レパートリーとして演奏してくださってるデュオです。
長野公演では以前より仲良くさせていただいてる「小林洋子」さん。すばらしい音色で関西にもファンが沢山居られるチャーミングなオカリナ奏者です。
東京公演ではオカリナセブンでもご自身の毎年の奈良公演でもいつもお世話になってる「江波太郎」さん。いつも共演で沁み入る音色と歌心に感嘆している、心の師匠です!
そして埼玉公演は小林洋子さん・江波太郎さんのダブルゲストです…!

名古屋ではコンサート前に45分間の「オカリナ基礎講座」が、ついてきます(チケット代込み)
長野では小林洋子さんの生徒さん方の合奏指導をさせていただき、一般の方にも聴講いただけます(500円)
名古屋公演 3月24日(日)14:00~ スタジオリリタ
長野公演 3月26日(火)13:30~ 佐久市浅間地区会館
埼玉公演 3月28日(木)14:00~ クラシカルスタジオカルーソ
東京公演 3月29日(金)19:00~ スタジオヴィルトゥオージ

これまで色んな方にお声がけいただいて色んな場所で演奏してきましたが、デュオたんと単独としましては初のツアーとなります。
沢山の皆様にお会いできることを楽しみにしております。

いずれの公演もチケットのご予約承っております。お早めにご連絡くださいませ。
→ご予約はこちらのメールフォームから

ふれあいコンサートinアミティ「ファイナル」

12月19日ふれあいコンサートinアミティ「ファイナル」~森下知子さよならコンサート~でした。

今回は最後の公演という事で、ピアニスト薮田唯さん・島崎央子さん、ヴォーチェベルステラより沖野潮美さん西野夏子さん三上周子さん吉田美穂さんの四名が都合をつけて駆けつけてくださいました。我々の息子、フルート大島快晴も演奏させていただき、娘もアンコールで少しだけオカリナを一緒に演奏させていただきました。

ホール座席は補助席も出て立ち見もあり、お客さんは1350名だったそうです。(こんな数字は滅多になくて久しぶりです!)

20年間開催された阪神淡路大震災復興祈念コンサートの後裔として2015年から3年間続いたコンサートの最後の締めくくりとして、開催されたコンサート。
自分たちの人生においてとても大きなウェイトを占めているコンサートです。本当の本当におしまい、最後の最後、のつもりでずっとこの日に気持ちを向けて参りました。

初めてアミティホールでソロのコンサートをさせていただいてからちょうど12年。その間ソロのコンサートは合計で27回、出演したということです。この12年間、私自身にも本当にいろんなことがあり、コンサートもいろんなコンサートがありました。
最初のころはあの広いステージへ一歩踏み出すことに、ものすごい勇気が必要でした。それまであんな大きな会場でソロ演奏をしたことなんか無かったものですから、会場を埋め尽くすたくさんのお客様を見て、なんでこんな夢のようなことが起こっているんだろう?と思う一方で、そこでまさか自分が吹くなんて、と怖くて仕方がなかった。
その都度いつも夫が「大丈夫や!俺が支えたる」と勇気づけてくれていました。たぶん彼自身も怖かったはずです。それでも私ならやれる、と思わせてくれました。

お客さんに喜んでいただけるためには「優れた演奏」であることは勿論大切なことですが、と同時に「聞く人の心に寄り添う」ことは大きな要素であり、元々大震災の被災者を励ますというコンセプトで始まったこのコンサートでは、このことにおおきく重点が置かれている、と思っています。

ひとたび演奏を終えるとあたたかな拍手と笑顔とに迎えられ、アミティのステージは私にとってはかけがえのない場所となりました。今では、あのステージに上ると、皆さんと共有できる時間にわくわくする、特別な場所です。

今回のプログラムに掲載されたアンケートにこんな一文がありました。

「毎年、このコンサートに友人3人で参加してきました。友人は大島・森下のお二人が大好きでしたが、二人とも闘病の末相次いで亡くなりました。闘病中もお二人に会いたい一心で介助の人と参加し、それも出来なくなると、私一人が参加し、会場の雰囲気や曲目、参加人数などを報告していました。今は心の中で会話しながら私ひとりで参加しています。長い年月の間には、いろんなドラマがありますね。」

このようなお話を耳にするのは、実はひとつやふたつではありません。コンサートに来ることで、亡くされた大切な方と共有した時間を同じ場所でまた、追体験していらっしゃるようです。すごいことですよね…音楽ってすごいなあ、と。

主催者の松田さんが、なんとかもう一度、とアンコール公演(来年7月13日お昼に島崎央子さんのピアノソロ・夜に私たちです)を企画されたことには、こんな風にコンサートを大切に思ってくださっている方がいらっしゃるのだということは少なからずあるのだと思います。必要としていただける方がいる以上、やらなければ…と。
応募の数は本当に減ってきていますが…(応募はがきでの応援、ぜひともおねがいしますね!!)

(先ほどカンパ額の報告をいただきました、149万円で、過去最高記録だったそうです!本当にたくさんのご協力、ありがとうございました)

ふれあいコンサートinアミティ「アンコール」は2019年7月13日(土)に開催です。お昼は島崎央子さんのピアノソロ、夜は私たちデュオたんとと、薮田唯さんのピアノソロとをお送りします。今度はまた新しいレパートリーも加えつつ、企画していきたいと思います。ぜひご応募くださいませ。

「ヴォーチェ・ベルステラ」ラストコンサート

「ヴォーチェ・ベルステラ」のラストコンサートでした。

大島が当初より専属伴奏者として参加しており、譜めくりをしながら時々間奏を吹いたり、第二部のメンバー着替えの合間にデュオたんとで数曲演奏、というスタイルで毎度参加をさせていただきました。

女性6名のコーラスとして、初めてご一緒させていただいたのは神戸朝日ホールでの震災復興祈念コンサート、神戸ルミナリエの季節にクリスマスソングを中心として歌っておられたと思います。 その後、人気となったコンサートシリーズはより沢山の客席がある西宮のアミティホールへと場所を変え、それからもベルステラのコンサートはシリーズ中いちばんの人気で、二階席までいつも満員でした。

その魅力は、皆さんがよく知っている歌を中心として沢山プログラミングされること、何十曲にもわたる全てを暗譜で歌われること、歌の他にも沢山お客様を楽しませる工夫があること・・・衣装替えやクリスマスツリー・お花など舞台のかざり、そして歌の合間に使う小道具など。 そしてなによりメンバーの魅力だろうな、と思います。

お客様からすれば当時まだ20代だったメンバーは娘のようなもので。やがてメンバーの誰かが結婚・妊娠、という機会を経、時には大きなおなかを抱えながら歌っておられました。そんな姿は、娘のように思うお客様にとってもきっと喜ばしい機会だったに違いありません。

いつも忠則の側でみなさんの後ろ姿と、そしてお客様の様々な表情を見守ってきました。身振りつきでノリのいい歌は楽し気に体を揺らし、しっとり表情豊かに歌うソロに吸い寄せられるように、そして胸を打つような歌に涙をぬぐう姿。歌って本当に凄いんだな、と何度も思ったものでした。(聞きほれるあまりうっかり譜めくり忘れ多々あり…)

そこから音楽の本質を考える中見つけるものが沢山あり、私自身の演奏に得たものも数知れず。 いつもご一緒させていただけたことを、ほんとうに幸せに思います。

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追記:
今回リーダーの今井智子さん闘病を経て3年ぶりの復帰の舞台でしたが、ブランクを感じさせないばかりか、強い意志でより輝くような歌、素晴らしかったです。わかる気がします、あのステージに上ると自然と力が湧いてくること。(のこり15か月と言われたガンがすっかり消えた!という奇跡の報告に、お客様は心底驚いておられました)
最後に握手をしたときとても手が暖かくて…さすが、体温ばっちり上げてはるわ!と思いました。私も上げなきゃだー。

試演会終えて。本番で学べること・ミス・トラブルと、対策

今日はたんと音楽教室のオカリナ・ピアノクラス試演会でした。
試演会は発表会の他に年に2~3回程度開催しております。(サックスクラスは年1~2回程度)

実は出演する生徒さんを観察しながら、ここからどんなふうに指導していけばいいだろうか、という教える側として勉強の場でもあります。
本番の舞台の上でしか経験できないことはとても沢山あり、それらをひとつひとつ、どのようなことが起こりうるのかを認識していくことで、より演奏の質を高めることにつながります。

今日見ていて気が付いた、実際本番でのミス・トラブルと、対策とを書いてみようと思います。

・演奏の始まりがいまいち

これは吹き始める前に最初に出すべき音の高さをきちんとイメージできていないというのが主な理由です。オカリナは特に、息の強さでピッチをコントロールしなくてはいけませんからただなんとなく息を吹き込んでも正しい音程では鳴ってくれません。吹き込む前に、この高さの音を出す、と狙いを定めそれに必要な息の準備と、きれいなアタックのための舌のポジショニングをしなくちゃいけません。

それを頭に入れるまで何度も最初の部分を録音して聞く、実際に声に出して歌う、またピアノなどで正しい音を弾いてみるということも有効です。(スマホアプリなどを活用しましょう)
アンサンブルの場合、自分のパート以外のすべての音も含めてイメージすべきです。ソロの場合も自分の音だけじゃなく同時になる伴奏の音もイメージできるといいでしょう。

こういったことを練習で何度もやっていればおのずと、吹き始める前に頭の中にさいしょの音をならす「くせ」がついてきます。

・音楽の流れが単調になってしまう

いわゆる「守りに入った演奏」というやつですね。普段はのびのび演奏できるのに人前に出ると「失敗しない」ことに固執してしまっている状態。でも時にはこれも必要な過程であると思います。自分は落ち着いたら失敗せずに演奏できるんだ、という自信をつかんで、次のステップではよりのびのびと演奏すれば良いのですから。
つぎにどうしたらドラマティックな演奏、心をうごかす演奏になるのか。それはあなた自身がじっさいに聴いて心動かされた演奏にこそヒントがあります。
素晴らしい演奏だ!と思った演奏を強くイメージしつづけること。まっすぐ伸びる美しい音、ときめくようなビブラート、鮮やかな音の跳躍、どんなところに心を惹かれるのでしょう?そういったイメージを得る為にはぜひ演奏を沢山聞く事。そして「あんな演奏自分にはムリ」などと可能性を否定しないこと。シンプルにイメージしてなりきることでクリアできることって、すごくたくさん、あるのです。(じっさいこれが出来ている生徒さんが何名かいらっしゃいました!すばらしい!)

・音楽が強引

先ほどと逆のようですが…前のめりになるあまり演奏にチカラが入りすぎてしまう状態。演奏するとき、あなたと楽器とはパートナーです。楽器が悲鳴を上げるような演奏の仕方をしていませんか?楽器が無理なく、自然に鳴るようにしてあげる意識を持ってみましょう。どんなふうにすれば自然に鳴ってくれるのか?たくさん、楽器と対話をすること、練習することです。やはり(笑)


そして…多くの人にとっての課題である「緊張」について。

「緊張」の対策には自己観察が大事です。自分がどういう状態であり、何が原因でそのようになったのか、ということを思い返す必要があります。
例えば…舞台に立つと失敗をして恥をかくのではないか、と思ってしまいますね。でも失敗をしたってたいして恥ではありません。こういう場ではお客さんもほとんど同じ立場の生徒さんがたですから。
だいたい失敗をしたとき自分を責めるのは他人じゃなくて自分ですね。だれも、責めたりなんかしませんし、後ろ指さすこともあり得ません。自分に責められるのが怖くて怯えているんですよね。そういうときは寧ろ、「自分を責める自分」を追い出す、自分に優しくなる努力が必要かと思います。
特に演奏中は自分を責めることなんかはっきりいって無駄でしかないので、失敗をしてもすぐに受け流すべきです。(反省は後回し!)

また失敗するかもという心配は、練習不足・準備不足でも起こり得ます。(私は・・・あんまり人のことをいえませんが・・・)楽譜のチェックや持ち替えのチェック、全体の流れを確認出来ていないなど。「備えあれば憂いなし」ということで…実際自覚がある場合、言われるまでもないところですが。
(めっちゃ余談ですが、小さい頃「備えあれば嬉しいな」だと思ってました。仏さんの心の声)

緊張しそうな自分を制しようとするあまり、身体が余分に動きすぎる…というのもあります。人間の体はけっこう重たいのです。あんまり動くと、音楽の速さに影響します(遅くなります)。音楽の流れとは…実は自分で生み出すのではなくてそこに自然に存在しています。その流れに委ねるように演奏できると良いですね。

緊張の結果、身体のコントロールが効かなくなっている状態を抜け出すまたは予防するため、感覚を受動的にとらえることは効果があります。足の裏に地面から来る圧、指先に楽器から来る圧、息を吹き込んだことにより起こる楽器のわずかなバイブレーションが指先から伝わってきます、それは口の中や喉にも、もっと研ぎ澄ませば全身に伝わっていることを感じられます。そしてなにより自分の耳に届く音。それらすべてを受け止めながら演奏する意識をもつことです。
たとえば緊張で指がうまく閉じない状態の場合、指先の感覚を持ち直すこと。ブレスが浅い場合、息が胸の奥に深く入ってゆく感じを感じ取ること。

ところで、私の緊張しないマインド(緊張しないためではないのだけれど結果そうなっている)についてですが、お客様が演奏会で会っているものは私という人間などではなく「音楽」という尊いものであり自分はその僕である、という意識です。美しい・すばらしい音楽に会っていただきたい、という思いです。ですから自分という人間がどう見られているかは、どうでも良いのかもしれません。
おそらく、音楽を愛する演奏家の多くは同じような意識を持っていることと思います。

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