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デュオたんとCD

1stアルバムCD「T A N T O」好評発売中!

税抜2800円(税込3,024円)
月の沙漠/あの町この町幻想/蘇州夜曲/貝殻節/名もないちいさな小径/名もない小さな舞曲/ スカボローフェア/「悲愴」より/こきりこ幻想~二本のオカリナの為の三章~/ 酒と泪と男と女/カルメン・オカリナ・ファンタジー/あやしうた/鳥取高等女学校 校歌/ ローズ/

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デュオたんとファーストアルバム「T A N T O」リリース

デュオたんとCDうらばなし「鳥取高等女学校 校歌」

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「オカリナステップアップのコツ」について

先日、テレマン楽器のオンライン講習でも使いましたYAMAHA出版の「オカリナステップアップのコツ」がおかげさまでこのところ売れてるようでして、再版となりそうです。
この本を作りだした頃から既に1年が経ってみて、今見ればなかなかにつたない文章表現だなあと思うところもあったりしますが、きちんとやれば結構役に立つ、ということも実感してます。おススメです。

(テレマン楽器さん、またAmazonとかでも買えますが、サイン付きが良いという方はご連絡くださいましたら送ります)

最近自分のレッスンでも使い方がだいぶ明確になってきたかな、と思います。少し解説というか注意点を。

基本的に「音階練習」を身に着けるという事がこの本の狙いで、こういうとガッカリされる方もいますが、順番に練習して最後までいったら終わり、ハイ卒業!というものではありません。(すべからくエチュードというものはそういうものですが)

課題曲部分は楽しむ感覚で時々やるとよいと思いますが、ひととおり練習した音階も度々復習して、いつでもすぐ引っ張り出せるようにしておくことが大事です。そのためには本にある音階のいわゆる部分練習、繰り返しのところは「省いて」復習する。案外マジメな人ほどこれらを全部きちんとやろうとしてなかなか終わらない→飽きるもしくは疲れる、ということになってそうです(笑)。
(A-1B-1などはあくまでも部分練習の例を書いているところなので、マスターしたら用なしです。ただしC-1は噛み応えあり繰り返すのに良い練習です。)
よって復習時はそれぞれの調性のA(音階)B(三度)C(アルペジオ)のメイン部分だけでOKです。もしくはAだけでも良いと思います。

それから課題曲のアーティキュレーションについてですが、いったんは書いた通りを守って演奏してみてください。その方が、色々と課題が見えてくると思います。その上で自分のもっと良いと思うアーティキュレーションを演奏して比べてみるという過程は音楽演奏の理解の役に立つ、と思います。
オカリナ演奏する人の多くが、アーティキュレーションや装飾などにオリジナリティを求めようとするきらいがありますが、まずは書いてあることをちゃんと演奏するということ。
あくまでも練習の本のなかの課題曲、としてそのように役立ててもらうと良いかと思います。

オンラインストア、こちらからご購入いただけます。
https://tantomusic.stores.jp/items/60894becf3c5e729dd4da6ea

「オカリナフェスティバルin神戸」を振り返る

前の記事に書きましたように、「2021オカリナフェスティバルin神戸」に参加してきました。
20回、21年間つづいた神戸フェスですが、今回がファイナルということで。振り返ってみたいとおもいます。
(今回のデュオたんとのゲスト演奏などについてはまた、別の記事を書きたいと思います)

以前にゲストで参加したときの記事がありましたので引っ張り出しておきます。

2009年、初の神戸フェス。2日目のゲストにデュオたんとを呼んでいただきました。
http://tomblg.blog4.fc2.com/blog-entry-349.html
http://tomblg.blog4.fc2.com/blog-entry-350.html

このころはまだオカリナだけで演奏するという事があまりなかったので、手探りな感じで、とっても緊張したのを覚えてます。
1日目のゲストはホンヤミカコさんでした。
生徒さんたちが参加するということもまだ無かった頃で、初めての参加にいろいろと刺激をうけたのですね。

以来、ぜひ参加しましょう!と生徒さんたちに声をかけることになり…
そこからはたしか、ほぼ毎年のように生徒さんに付き添って参加していたかと思いますが…
やっぱり毎度、いろんなゲストの演奏が聴けるのが大きかったです。

印象に残ってるゲストステージはみるとさん、まだメンバーでなかった頃のオカリナセブン。
前回のラカラファさんもすごく良かったなあ。

2018年はデュオセルリアンで2日目に演奏しました。
http://tomblg.blog4.fc2.com/blog-entry-605.html#more

神戸のフェスティバルでは1日目の夜に交流会があるのですが、参加者のうち希望者(たぶん先着順?)がゲストを囲んで交流する、という場でした。そこに私一人で行って、1日目のゲストだった中原蘭さんと即興でデュオ演奏したのでした。
よくそんな提案したな、今思えば無謀なことを…。しかも実はこの時オカリナをもってなくて、物販に行って吟友工房の友地さんから借りてきて吹いたんですね。(その1本がとても良い音で気に入ったのでゲストステージにも使ったのですが、現在はセルリアンの千井慶子が吹いてます)

今年はやはり当然というか、そんな交流会もなし、です。
いつも沢山の人でにぎわう物販も、なし。
やっぱり寂しいだろうか…?とも思ったものでしたけれど。会場はじゅうぶんに活気があって、みなさんここで久しぶりに仲間と会えることを互いに、喜んで居られることを感じました。
なんといっても、客席のあたたかな雰囲気がこのフェスティバルならではだなあ、と思います(と、ゲストステージのトークでも話しました)

いつも生徒さんに付き添って客席と舞台裏とを行ったり来たりしてた神戸文化ホール、また二回のゲストステージ、想い出の深い場所になっています。
色んな人に会えること、皆さんお互いの演奏を聞いてたくさん刺激をうけたり、オカリナへの思いが強まること。また物販コーナーであたらしいオカリナに出会う事も一つでしたね。

このフェスティバルはホールの音響・照明なども専門スタッフが充分にいてすばらしく、こういった環境で演奏ができることはとても貴重な機会でした。しかも参加費がものすごく安い。これは神戸市のホール主催のおかげで、普通の自主開催ではありえない事です。
ホールとの連携企画・運営をされてきた実行委員の方々、それといつも出演者の誘導案内などをしてくださるボランティアスタッフの皆さんの働き・チームワークがすばらしくて、とても大きいものだったと思います。
21年間、お疲れさまでした。本当に、ありがとうございました。

たぶん神戸はそのさきがけであったのだと思いますが、「オカリナフェスティバル」というものが今では日本の色んな所で開催されるようになっています。(いまはコロナでほとんどが中止、延期になっていますが)
それでも、神戸が終わってしまったのは正直な所、やはり残念で寂しい思いがしています。
戻って来てほしい、と思いますが…

オカリナフェスティバルin神戸~ファイナル~

オカリナフェスティバルin神戸~ファイナル~

1日目(10日土曜日)のゲストステージにて、「デュオたんと」で演奏させていただきます。
(当初のゲストだった小林洋子さん・高木花音さんのデュオが出演できなくなり、代わりに演奏させていただくことになりました)
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2日目も生徒さんグループや娘らの応援に行っております。お会いしましたらぜひ、お声がけくださいね。
たくさんの出会いのあった神戸フェス、これで本当に最後だとすると…とても寂しいですが。
このような状況でもどのようにかと工夫をしながら開催をしてくださること、本当にありがたいことです。

以下、公式サイトより
「全国の愛好者が集う″オカリナの祭典”の集大成
全国のオカリナファンに愛された「オカリナフェスティバル in 神戸」は、20回続いた長い歴史に今回で幕を閉じます。二日間で84組(予定)の一般出場者の演奏の最後には、両日ともゲストが登場し、ファイナルの舞台を盛り上げます。」

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公式サイト
https://www.kobe-bunka.jp/hall/schedule/event/music/8136/?fbclid=IwAR3GLgYC40iklXdYQLw_ng7QXacFzJiPfTI_pQc4uZJ1WP2s2ri0B_1v01A

オカリナの低い音(シ・ラ)が苦手?

オカリナの低い音が苦手、という悩みはよく聞き来ます。
「オカリナステップアップのコツ」
にも低音の練習方法など載せているのでぜひ読んでみてください。

こちらもも踏まえた上でレッスンで伝えています練習方法を書いておこうとおもいます。
それはずばり・・・


「さわりまくる」


です。

オカリナの低いB(シ)・A(ラ)およびその間の音、B♭(シ)A♯(ラ♯)では、小さい穴をつかいます。
シでは右中指、ラでは左中指だったり右人差し指だったりして
その側にある穴と一緒に、ふたつ閉めなければいけないのですが、
これがきっちり閉まりきらず、どこか隙間が空いているせいで、音が下がりきらないのですね。

これがなんで閉まりにくいかというと
いっぺんに二つ閉めないといけないから、とか
ちゃんと閉められるだけのチカラが入ってないからとか、逆に入りすぎてるからとか、

たしかにそう、なんですが、もっとシンプルにとらえると

ほかの指孔と比べて

「今までにさわった回数が圧倒的に少ないから」

なのではないでしょうか。
なので、いっぱい、さわりまくってみてください。

それで大事なのは、
指先を、じいっと触れて留まるのではなくて
なかばこするようにしたり、ぐりぐり押さえつけるようにしたりして、じわじわ、じわじわ、さわります。
そのうち指先が、この穴の形を覚えてくれます。

ダマされたと思ってやってみてください。

余談、ところでこれって何かに似てるなあ~と思って…なんだろ?と思いましたが
iPhoneの指紋認証の登録ですね。(やったことある人には伝わるはず…!)

ブレスは鼻から?口から?

総合感冒薬のCMみたいなタイトルですが
ブレスは鼻か口かどちらですべきですか、と聞かれることがありますのでこのことを書いておこうとおもいます。

これはプロでも人によって違うのでどちらが正解というものはないでしょうが
それぞれにちゃんと理由があって選んでいると、言えるのではないかと思います。
自覚なくやっている人も居ると思いますが、演奏のときの自然な運動は洗練されたものであり理由があるでしょう。


まず前提として「鼻から吸う」ときと「口から吸う」ときと「両方から吸う」時に違うところは

・唇の形態(口を開いているか閉じているか)
・軟口蓋の状態(口と鼻の間にある弁が開いているか閉じているか)

以上二カ所であることを、認識しておくとよいかとおもいます。

1鼻から吸う 唇…閉、軟口蓋…開
2口から吸う 唇…開、軟口蓋…閉
3両方から吸う 唇…開、軟口蓋…開

こうして書いてみるとなんだか難しくみえるかもですが、ひとは無意識のうちにこれらを開けたり閉めたりして呼吸の切り替えをおこなっているのですね。

なお
吹いているときは、唇は楽器に触れて必要なだけ開き、軟口蓋は基本的には閉じています。
(余った息を鼻から逃がすなど特別なとき以外は)
また空気が入ってくる先は肺であり、呼吸筋がこれを拡げる事で空気が取り込まれるということは、どちらでも変わりません。


で、私のブレスですが…

サクソフォンを吹く時は完全に口からです。
試しに鼻から吸うと、軟口蓋のセッティングがわずかに遅れて発音準備が整わず、どうも不自然になります。
(サクソフォンのようにリードを発音体にする楽器は演奏中口腔内に圧力が掛かり、その主な所が軟口蓋になります)
アンブシュアをつくるスピードの問題なので、慣れればできない事もないかとおもいますが。

オカリナの時も主に口からですが、最初の発音と、長い休みのあとなどゆっくりしたブレスでは両方を使うことがあります。
これはもともと無意識にそのようにやっているようでしたが、自己観察してみたところ、どうやらオカリナの発音時に喉にかなりリラックス感覚をもたせてるようで、そのせいだと思います。ただこれも、楽器の抵抗の強度で変わってくるような気はします。
(あと、テンポの速い曲では最初も口です)

あとオカリナは吹いてると口腔内に唾液が溜まってくることがあるのですが、そんなときに口から勢いよく吸いこむとむせることがあります。そういうキケンを感じる時は、口を開かず鼻から吸っています。これは意識的にです。
でも鼻から吸うと基本的に足りないので、特にそういう理由がない場合は口です。

主に鼻からブレスをとるという人の理由を聞いてみると
・深く吸える
というのがあります。
たしかに、鼻から吸うとゆっくりとした呼吸になり腹式呼吸の運動が働きやすくなります。
(ここでいう腹式呼吸とはお腹のあたりの筋肉を「主に」つかって吸い込む呼吸のことで、吸気でお腹を膨らますことやお腹で息圧を支えることではありません)
呼吸が浮わついた感じになっていて息の支えがいまいちの人にとっては、行うことによって良い効果がえられそうです。

また
・アンブシュアが崩れにくい
ということを聞いたこともあります。フルート奏者からの話です。
しかしガッツリ口を開けて吸っておられるのも見かけますから、フルート奏者も色々かと思います。


どっちがいいのか、両方を試して体感して見ると良いのではないかとおもいます。
具体的には、鼻から、口から、両方からを試してみて、

・沢山吸える
・リラックスを感じる
・深くなる
・準備がし易い

など、それぞれのメリットデメリットをみつけてみる事ですね。

正解を探すのではなく、
じぶんの身体がより、自然に使える方法はどちらか?
という観点であることが大事かとおもいます。
また人は生きてるうち身体の使い方も変化しますから、そのときブレスも変わって良いものだとおもいます。