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石清水八幡宮、八角堂
余裕が出来たので午後はひさしぶりに石清水八幡宮にお参り、そしてちかごろ修復されたと話題になっていた八幡の「八角堂」を訪れてみました。
八角堂は元々は石清水八幡宮のある男山に存在した仏堂で、明治時代に行われた神仏分離によって現在の場所へ移転(現在の松花堂近く)したとのこと。その後、荒廃したが秀頼に再建されたもの。八幡宮が国指定の史跡となったとともにこちらも国指定史跡と昇格し、このたび5年かけて修復がなされたということでした。母の話によれば中に入って天井画が見れるかも??ってことでしたが残念ながら閉まってました。(公開日のみ入れるそう)ぐるりと周りを見ただけですがとても興味深い場所でした。近づくにつれ、その人為的で小高いかんじはなんだかどうも古墳くさいなと思っておりましたがやはり、れっきとした前方後円墳(西車塚古墳、という名前)でした。そのてっぺんに仏堂があるというのは面白い。
この辺りには他にも古墳がいくつか有ったそうで、母校である男山第三中学の側にも「茶臼山古墳」と書かれた石碑が立っていますが、団地のなかで今やその跡は見られません。ここで古墳の形が守られたのは、てっぺんに仏堂が建っていたおかげなんですね。
もともと中にあったとされる阿弥陀如来像は写真で見る限り光背に13体?の化仏を従えたりっぱなもので、これもまたたいへん興味を惹かれました。げんざいここから北に少し離れた正法寺にあるそうで、仏像が公開される日を狙ってぜひ行きたい、と思いました。
はちまんさんの展望台に、以前は気づかなかった谷崎潤一郎の文学碑を見つけましたので、その「蘆刈」をさっそく読んでみました。天王山のふもと水無瀬離宮跡の神社が始まりの舞台、男山にのぼる月を眺めに渡し舟にのって橋本へ向かう途中にある中州(桂川と宇治川が合流する場所・背割りの北側の堤)が物語の中心となっています。男山・橋本、かなりエモい場所なんだなとしみじみ。河向うの、水無瀬神宮にも行ってみたい。
(蘆刈はweb文庫でも読めます)
以下写真。
桃尾の滝~笠山荒神社
そういえば昔は行った先の滝の写真を自分の趣味ホームページにのせてたりもしたもんですが…
中でもわりと自宅から近い天理の「桃尾(もものお)の滝」には、子どもが小さい時にも連れて行って水あそびさせてたものです。
最近は忙しかったり、時間があっても滝より神社・寺がターゲットだったのもあり、久しく行ってなかったんですが、涼みに行きたいねえ~ということで行ってみました。
(昔は気づきませんでしたが、最近よく吹奏楽の指導に行っている中学校の近くでした)
以下写真。
長谷寺
牡丹をはじめ花がいっぱいでした。
そして特別公開の、本尊十一面観音像を間近に見たほか、
三十三の化身像、四天王の壁画、薬師三尊像、曼荼羅図、その他壁画、とにかくいっぱい良いもの見れました。ほくほく。
なお本尊十一面観音はとても大きいものでした。
両脇は向かって右に難陀龍王(龍のヘッドをつけた強そうなやつ)左に雨宝童子(天照大神とも)を従える。
ナンダ、というのはアナンダと同じ語源かな?
雨宝は、右方とも書けるから右のヤツ(本尊から見て)って意味からかな?
そんな言葉遊びを考えたりして。
(なお、いずれも水に関連する神様みたいでした)
だいぶ写真を撮りましたのでだだだだだと、のっけます!
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大神神社
一年ぶりです。
子どもを連れてきたのは久しぶりでしたが、小さかった時は休みの日に電車に乗って連れてったことも何回かありました。なにせ息子は小さい時ほんとに電車が好きでしたから。
今日は山野辺の道の側をドライブして行きましたが、とても山がきれいでした。
もこもこと古墳がみえます。
崇神天皇陵、景行天皇陵、箸墓古墳と、大きいやつがたくさんあります。
緑色できれいです。
大神神社は夕暮れ時でしたがよく晴れた一日で、
展望広場からは大和三山が綺麗に見え、あちこちから響くウグイスの鳴き声に包まれてとてもよい気持ちでした。
こんなふうに、一緒にいる皆がリラックスしていて、
天気も、景色も、気温も、気持ちの良い事はさほどよくある事ではなくて、
ちょっとした奇跡なんだろうなと思ったりします。





