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息子の学生音コン~コンサートおしらせ
これもひとえに、多くの皆様方の支えがあってのことと感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日新聞記事:
『学生音コン全国大会 フルートの部 1位に京都堀川音楽高3年・大島さん /京都』
これまでもいくらかのコンクールに挑戦してきて全国優勝は初めてのことです。
親として彼にしてやれたことはたいして何もないのですが・・・
ここまで本当に指導者に恵まれたことを思います。
とくに彼が最初にお世話になった先生からは、本当にいい導きをたくさん与えていただけて、
そのおかげで彼にとっては素晴らしい先生方、大先輩方、そしてかけがえのない友人たちと巡り合うことにつながっています。
このことは楽器の講師をしている私にとっても、ほんとうに大切な事だなと感じます。
全国一位になって、本当にたくさんの方からお祝いの言葉をいただき、ありがたいことです。
今回はコンクールがネットでライブ中継されていて、ネットで聴くことができました。スマホやパソコンから聴いてくださった方も多くいらっしゃったようで、嬉しく思います。
願わくば、聞いたことのない方にはぜひ一度、彼の演奏を聴いてほしいなとおもっています。
親である自分が言うのもなんですが…彼は人を幸せにする音を奏でるなあといつも感じます。それでも音楽というのは演奏しているその人からあふれてくるもので、その時々でいつも変化しています。とくに、自由な音楽は本当にそうです。
ぜひ、聴きに足を運んでください。


京都堀川音楽高校・音楽ホールにて12/13(金)18時よりコンサートがあります。
彼の入学以来とってもお世話になったマリンバの先輩とのジョイントリサイタルです。
吉崎拓海さんは堀音の卒業生で彼の在学中から何度か演奏を聴きましたが、素晴らしい演奏で息をのみました。バッハを演奏されるというのもとても楽しみです。
ちなみに大島快晴が演奏するうちの一曲、ハンガリー田園幻想曲は彼が高校1年生の時の学生音コンで演奏した曲です。その時は全国2位で、思い出深い曲でもあります。
ピアノ共演も同校の卒業生と在校生。快晴の共演者は二年生の藤本紗朗さんです。
上記コンサートのチケットは、以下のリンク先からお申込みいただけます。
京都堀川音楽高等学校 Next ECHO
ところで、こちらのブログカテゴリが久しぶりに「子育て」になってますが…息子の子育て?ネタはこれが最後かもしれないですね。
(娘の方はもうちょっとあるかな…)
フルートデュオリサイタル
後輩であり友人でありライバルでもある横井茂虎君を誘ってデュオリサイタルをやりたい、と言い出したのは昨年夏の事でした。その後共演ピアニストはプロに依頼するのでなくて、同級生で指揮科の薩摩研斗君に頼むことにしたと、トントン拍子に話が進んでいきました。
こっちがけしかけた訳でもなく、自分たちでやりたいと言い出したこと考えてみれば、思い切ったなと思いますが、両親が企画しているのをしょっちゅう目の当たりにしているから、やれるもんだと思ったのかもしれません。
息子は音高生として音楽の勉強を主に過ごしていますが、全て自主企画での一般向けコンサートというものは、学校の中では基本的にありません。定期的に推薦された生徒が出られるリサイタルがあり、これはほぼ学校側がお膳立てしてくれて生徒は演奏さえすれば良いという感じです。
文化祭は生徒が主となって運営し、さすがのハイレベルな演奏もけっこう聴けますが、文化祭自体は外向けではなく入れる客も身内のみ。そういうところ、例えば吹奏楽部の盛んな高校とは違って、音楽の大切な部分である「聴衆との関わり」があまり経験できないのではないか、という気がしています。
考えて見れば、彼が入学するまで音高生の演奏を聞いたことはほとんどありませんでしたし、一般的にも音高に行くのは「特別な人達」というイメージがあると思います。
けれども音楽は聴く人のためにある。音楽家は聴く人が居てこそ生き生きとできる。
このことを彼らがリサイタルの中で、確かに体現していることを感じられたのは幸せでした。
きっとコンクールをいくつ受けても経験出来ない沢山のことを、経験した事だろうと思います。そしてなにより、彼にとって理想的で自由な音楽を共有できる素晴らしい友人たちと出会えた幸運を、親としてはとても嬉しく思います。
夏の終わり
といっても息子のほうは数日前から授業がはじまり、ここ二日は高校文化祭でした。
一日だけ見に行きましたが音楽高校の文化祭というのは、なかなかの偏りっぷりが見られ…
なんとも個性豊か…というか濃い~一面もあり(笑)
しかし楽器持ったり歌いだすとやっぱりとても上手い!
学年でミュージカルをやるんですけど、
歌、作曲、楽器、それにダンス(ダンス科はないけど上手い子が居るもんで)と、それぞれの能力を生かして舞台を作っていく。映像を見て振付をコピーしたり、音源を聴いて耳コピ編曲したり。
こういうことが出来るのは音楽高校ならではなんだなあ。
息子もちょっとだけソロを演じるシーンがありまして、
なんとなくはらはら見てましたけどまあ、よくがんばってました!
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音響関係や、進行については課題を感じましたが、いずれショーをやる上での観客の心理に目を向けることも学んでくれたらなと。
娘の方は、お友達とデュオで、神戸オカリナフェスティバルに出演してきました。
自主練の時間半分以上が女子トークで消費されてるデュオ…そんなんで大丈夫?!という思いもありましたが、舞台の上では、とてもいいパフォーマンスをしてくれました。
すごく緊張したみたいだけど、それが集中力に繋がったようです。
これってとても大事な事です。緊張を集中に変えることでパフォーマンスのクオリティにつながること。
たくさん拍手をいただいて、終演後はいろんなひとに声をかけてもらって自信につながったみたいです。
つぎは今月10日の南大阪オカリナフェスタにも挑戦します。

この夏休み、子どもら二人とも同じことを言ってました。
はやく学校に行きたい。
そんなこと言えるのって幸せだ。
(私のときは「部活に行きたい」は有ったけど学校はどうだったかなあ…笑。)
八月最後の夜は
夫に夜景を見に連れてってもらいました。
平群にある十三峠です。ここから大阪とが見渡せます。
「やまと」と「なにわ」とを隔てる生駒山~信貴山。ここも歴史スポットが有り魅力的な場所です。

ニュースについて思ったこと
でも自分の上の子が小さかった頃、時にはゆとりがなくて、たった4つか5つの子相手にむきになってしつけようとなってたこともあります。
他の親の、ちょっとそれはほっといたらあかんやつやろ的な様子が目についたりして、またそんな親を非難する世間の声も耳にすると、わが子にはそんな風にしちゃいけない、とつよく思ったりしました。
何か良くないことをしてしまったとき、これは絶対にしてはいけないことだと、いま分からせなくては!と。
そんなとき、ふと通りがかった先輩ママさんが「そんなにきびしくしなくても大丈夫ですよ~」と声をかけてくださって、救われたことがあります。
そうなんだろうなあ、、まだまだ小さいのに。どこかでは分かっていたんですけど、引くに引けないような状態になってたんですよね。
そういうときにこういう事言える人に自分もなりたいなあと。
人間、だいじな判断間違う事もあって、いつだってたまたまの幸運に助けられているんでしょう。
少なくとも、直接なんの迷惑も蒙ってないはずの赤の他人が、きびしすぎるしつけだ人でなしの親だと口汚く非難する必要なんかどこにもないと思うんですよね。
見たくないネットの嫌な部分ですが、つい目についてしまいます…
ともかく無事に見つかって本当に良かった、と思います。
思い出と節目と
娘がふとこの間までつかっていた自分の黄色い保育園かばんのことを思い出しました。あれどこやったん、ときくので、もうつかわないからバイバイしたよというと、突然何かつまるように泣き出しました。
ぼろぼろになってもお父さんにテープでなおしてもらいながら、使っていたかばん…そういえばぼろぼろになっても娘は新しいのが欲しいと一切言わなかった。そんなにまで愛着があったんだなあ、と思い出し少し胸がいたみます。
とにかく心を無にして、今後使わないものはどんどん捨てていたけど、思い出と別れるためこうして惜しむ気持ちも大事だったなあと思い出させてくれました。
卒業やお別れの為のセレモニー、子を持つ世代となり自分が当事者となる機会はなく、見守る立場ですが、気持ちを新たにする「節目」というのは時に必要なことなんだろうなあと思います。
