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雪の北山教会(ノーザンチャーチ)

結婚式に参列してまいりました。
じつは11年前の、まだ学生だったころに
2回ほど演奏したことがある教会です。
自分にとってはとても思い出深い本番でありました。
人生最初で最後の?テナーでのカルテットで(笑
ノーザンチャーチに行ったのはまさにそれ以来、11年ぶり。
当時は京都市営地下鉄の終点が北山駅でそっから歩いていったのですが、その後地下鉄は国際会館までのび、今では松ヶ崎の駅からすぐでした。
ってーことをぜんぜん知らずに、というか事前に調べもせずに過去の記憶をたよりに北山駅をおりててくてくいったわけです。
ひどい雪の中です。
ただでさえめちゃくちゃ寒いのに。
手荷物に持ってた紙バッグがよれよれにぬれて破けてしまいました。本番以外じゃめったにはかないスエードのパンプスがどろどろになっちゃいました。とどめに、車におもいっきし、びちょびちょをぶっかけられました。
着いたころにはもうかなり参ってました。
というかすぐそこに「松ヶ崎駅」の出口が見えたときはかなりがっくりきました。じぶんアホやん・・・
・・・それでも、11年ぶりに教会の正面を目の当たりにするとふつふつと懐かしさが。
そういやあのとき50円の衣装着て吹いたんだよなーとか
美女と野獣のソロでおもいきり音はずしたよなー
・・・とかいうしょうもないことばっかり思い出されるのは不思議なものですが。
実は初めてこの教会に来たときに「こんなところで結婚式を挙げられたら素敵だなあ」などとちらりと思っていたものですが、
やはり信じてもいない神様に永遠の愛を誓うのはどうなのか…なんていうこだわりもあって
自分の結婚式はキリスト教式ではありませんでしたけど
やっぱり教会の式っていうのもいいもんですね。
白いマリアヴェール・まさに雪のように真っ白なウェディングドレスに身を包んだ新婦を目にした瞬間、いきなり涙腺が緩んでしまいました。
・・・なんて自分にはありえないことなんですが。まわりに身内がいなかったから無防備だったんだろうなあ(笑
ともかく、きれいだったのです。
最初会ったころはあんなにかわいらしくて、たよりなげだったのに
本当にきれいでした。
思い返せば私たちの結婚式も大雪の次の日でした。
式の前の日、降りしきる雪の中、夫となる彼は渋滞する道を何時間も車をはしらせて式場にたどりつきました。
めったに積もることのない雪がそんな特別な日に降るのは
こんな特別な日をよく心に留めるようにという
空からのメッセージなのかなと思ったりするのです。
「真っ白な心を忘れず」
お幸せに。。。
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コメント
そうだったね~
豊中で仕事を終えて、夕方5時半に出発、
京都の式場に入ったのが翌日の午前1時前。
普段1時間の道のりを、7時間以上掛かったもんなぁ・・・
途中ご飯も食べる事もできずに身動き取れなかったもんね。
あれは忘れられないね。
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