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デュオたんとCD

1stアルバムCD「T A N T O」好評発売中!

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デュオたんとファーストアルバム「T A N T O」リリース

デュオたんとCDうらばなし「鳥取高等女学校 校歌」

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もりしたともこ

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祖母を偲んで

私事ですが・・・
父方の祖母が6日に他界しました。享年87歳。

おばあちゃんはその時代の人には珍しく、一人息子(父)が生まれてからもバリバリ働いていた、キャリアウーマンの人です。
おばあちゃんからは幾度となくその話をききましたが、「働こう」と決意したきっかけになったのは映画「風とともに去りぬ」を見てからとのこと。
女の生き方とは夫に尽くして家庭を守るものであるという、その時代のステレオタイプにはまらず、自立した人だったのですね。
女学生時代は違反スカートはいたりとか…なんですかね、今で言うところのちょいワル?だったとかも聞きました。

私が生まれた頃に退職したようで、実際おばあちゃんが働いている姿はみたことがありません。小さい頃はほんとによくお世話になったものです。
両親がいそがしい人でなかなか遊びにつれてってもらえなかったのもあり、日曜日になると、おじいちゃんおばあちゃんにひらかたパークへよくつれてってもらいました。プールとかにも行ったなあ。


おばあちゃんの作るお好み焼きが美味しくて、そうそう、おばあちゃんもお好み焼きが大好きだったみたいで家のテーブルが鉄板つきだったんですね、それでよく焼いてくれた。
起し金で一本で、焼いて、切ってそのまんま鉄板から食べるってのが本流。子供のとき、あれは憧れだったなあ~。

かなりきっちりした人で、毎日掃除は徹底的。家にはチリひとつホコリひとつない。そして片付けも完璧でどこに何が仕舞ってあるか目をつぶっててもわかる!と豪語してたっけ。
それが晩年は目を悪くしてほとんど掃除もしなくなって、たまに遊びに行くと部屋の隅っこに山盛りのホコリを見つけたりして…そんなところに「老い」を感じたものです。

思い出せばきりがないくらい、いろいろと思い出がありますが・・・

とにかくまーお金が大事という人で、「世の中しょせんは金」というようなこと幾度となく言ってましたね。くれるお小遣いが破格で「そんなにいっぱいいらん」と言うと、「アンタそんな奇麗事いうてたら生きていかれへんで!」とかマジな顔で言われました。
私が音楽大学へ進むというような話をしたときも「そんな道楽では食べていかれへん」とかさんざん言われたものです。

…それでも私が音楽をやることをずっと支えてくれた人です。
小さい頃グループのエレクトーン教室へ通ってましたがその付き添いをしてくれたのもおばあちゃんでした。(たぶんさんざん恥かかせた。練習とかぜんぜんしなかったから)たくさん働いた人なので貯金年金もそこそこあったのか、楽器を買うお金やらなんやら幾度となく出資してくれました。

ほかにももらったものがいっぱいいっぱいあります。
孫3人兄弟の中でも一番上だから、いちばんたくさんもらってます。

昨日のお葬式では「風とともに去りぬ」の「タラのテーマ」を演奏しておばあちゃんを送り出しました。本当は生前にもっと聞かせたかった。そんな思いがあって、涙が止まらなくなってぐしょぐしょでしたが。ちゃんと吹きました。

しかし心のそこから哀しくてどうしようもないというような気持ちはありません。もう充分生きたと本人も言っていたし…。人様の世話にはならんといって最後の最後まで自分の家でくらして、ほとんど世話をかけることなく逝ってしまったおばあちゃん。ほんと最後まで、よくがんばった。お疲れさんという気持ちが強いなあ。

おばあちゃんのお友達と見覚えのある人がお焼香のあと号泣していました。そして、お棺を送り出すとき「ねえさん、さようなら」と涙しながらつぶやいた大叔母さん。
きっと、同年代の近しい人たちにとって、その死は私たちにとってのものよりももっと、重くて、哀しくて、そして寂しいものなのだろうなあ…
そんな人達の存在をほとんど知らなかったけれど。ああ、あんなふうに泣いてもらえるなんて、おばあちゃんは幸せだったんだと。

こんな年になって初めて、身内のお葬式を全部体験したので
いろいろと、いろいろと、思いました。
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