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もりしたともこ

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第四回オカリナコンクール

第四回日本オカリナコンクールに行ってきました。

たんと音楽教室から4名の生徒さんが、独奏部門に参加(いずれも大島忠則がピアノ伴奏を担当しました)。
そして審査結果が出るまでの待ち時間に第一回グランプリ受賞団体による招待演奏として、デュオ・セルリアンで5曲ほど演奏しました。

さて独奏部門には課題曲があり、その難易度ゆえに参加断念される方も多いようです。
コンクールは過去4回とも聴いていますが毎年、参加者はこの課題曲に苦戦されているように思います。
というのも無理もないですね、ただでさえ緊張するコンクールというステージでいきなりの無伴奏。高音の行き来を含む指回り・またタンギングも早いので、緊張でいったん身体が言う事を効かなくなると、いろんなミスを連発しかねません。
(レッスンはしたもののいざ自分に出来るかな、というとやっぱり相当怖いです…^^;)

今年は「ヘンデルのガヴォット(陽気な鍛冶屋)」主題・変奏1・変奏2 という三つのパートからなります。
なお、FBにポストした内容ですが、今回の課題曲で生徒のみなさんに共通してお伝えしたことは以下のような事です。

音程を正しく。無伴奏なので主音と属音(ヘ長調なのでそれぞれファ、ド)の二つの音程を耳からしっかりと入れてそこに基づいて演奏すること。とくに、高いファがきちんと鳴らせるように。(ヘ長調でファが主音にあたるため音程が下がらないよう)。
音楽的なフレーズ分けをしてそれに沿った息づかいをすること。
残響の長いホールなのできちんとした発音で音の粒を響かせること。
和音の構成音や、終止形など和音のつながりに基づいて重要な音とそれ以外の音の扱いをすること。

この日いろんな課題曲の演奏を聴きながらつよく思ったこと。
並んだ音をもっとも美しく聴かせるためには、やはりその時代の演奏スタイルを勉強しなければいけないのだ、ということ。
作者がどんな美意識の元で音を並べているのか。そこには必然が有って、アーティキュレーションの選択一つ誤るとそのスタイルを崩しかねないのだということ。

どこでブレス吸うか、どこにスラーをかけるか、長くするのか短くするのか。ビブラートはすべきか否か・・・
いくらか決まりは見えているものの、まだまだ自分も勉強不足です。
ホントにこの課題曲はいい題材だと思います。

一方で自由曲は本当にいろんな演奏があり、とても楽しめました。
オカリナを使ってこんな表現がしたい、と、それぞれの思いを強く感じました。(これは毎年ですが)
複数管ですばらしい演奏をされた方が何人か居らっしゃいましたし、第三位入賞を果たされた方はオカリナ(単管)&ウクレレでハワイアンという、今まで聞いたことのないスタイルでしたが、これがまたとても素敵でオカリナの可能性再発見でした。

たんと音楽教室生の参加者は、
独奏部門・第一位及び総合グランプリ、第二位、そして36ステージの中からお客さんの投票で選ばれる聴衆賞(得票数84票)を受賞されました。

正直な話、やっぱり生徒さんの名前が授賞式で呼ばれて前に出てこられると、ホントによくがんばったね、報われたねと、嬉しい気持ちでいっぱいになります。
ウカレてはだめだ…と思っていましたがそりゃほんとはもう「みんなすげー!やったー!」って大声で叫びたい気持ちでした(笑)

グランプリ受賞された生徒さんは、たいへん美しい音色と、テクニックとをお持ちの方なのですが、フルートをやってた学生のころ(30年前だそうです)からいつも舞台では緊張しすぎて力を出し切れず、ずっとトラウマを抱えていたと仰っていました。コンクール参加は二度目でした。

二位受賞の生徒さんは若い奏者です(二児のお母さんですが)。しっかりした音楽基礎力を持っておられるので、これからきっとオカリナ奏者としての活動を拡げて行かれると期待しています!

聴衆賞の生徒さんは年齢はシニア部門にも近いと仰る方でしたが、豊富な経験と知識ゆえ!?毎度レッスンのたびにぐんぐんと吸収して行かれ、そして本番直前の頃にはなにやらオーラを身に纏ってすらおられました(笑)この日のステージは神がかっていたので聴衆賞は納得でした。

そして、独自に私から「たんと賞」をあげたもう一人の生徒さんはなんとコンクール参加3回目。この方のことはFBに記事にしましたのでよければお読みください。

(何人かの方に「森下門下」と言っていただきましたが、伴奏を担当した大島からも多くの指導をしております。「たんと音楽教室生」とさせてください^^)

いくつになっても、プロでもアマでも、たったひとつの舞台にむけて日々頑張りを積み重ねてくことはやっぱり素晴らしいことですね。
皆さんのがんばりに、お客さんとして聴きにこられたたんと音楽教室生のみなさんがものすごく刺激を受けて、いまなんだかすごいことになっています。特に、なかなか自信がもてず大人しかった生徒さんたちの目の色が変わっています。
心が変われば音が変わりますね。



今回、私は若い挑戦者が何人も居たのが嬉しかったし、これからも沢山演奏してほしいです。
そしてシニア部門のみなさんの胸にグッとくるような音色と演奏にも感動。
オカリナはやっぱり「音色」なんだな。
人の思いが、こころが音になる、正直な楽器です。


最後に。
このコンクール開催に、たくさん力を尽くしてくださっている運営の皆様、
いつも温かく参加者をサポートしてくださっているボランティアスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。


このコンクール、次はどのような形で関わることになるかまだ分かりませんが、来年も楽しみです。

↓コンクール結果詳細などは公式サイトへ
日本オカリナコンクールウェブサイト


↓過去のオカリナコンクールの記事
第三回日本オカリナコンクール
第二回日本オカリナコンクール
第一回日本オカリナコンクール(出場)

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