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デュオたんとCD

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【質問への答え】棒吹きって言われるんですが…

ある方からご質問をいただきましたのでお答えしました。

Q.よく棒吹きと言われるんですがどうしたら良くなるのでしょう?

A.(ずいぶん長くなってしまったのですが大事なことだと思いますので、じっくり読んでくださいね!)
「棒吹き」と言われる、というのはつまり表情が乏しいってことでしょうか。
では「表情」とはなんでしょう。楽器を学習している人にとって、よく強弱とかビブラートとか、そういうのが思い浮かべられるようですね。
ところで素晴らしい演奏をする演奏家たちはどのようにして表情をつけているのでしょう。
じつは、演奏家は演奏するときに特別になにかを「つけよう」と思っているわけではありません。ただ、自分が演奏する音楽のなかに、とても沢山のもの、とても深いものを感じ取ります。
それはいったいなにで、どこから感じ取るのでしょうか?

音楽にはいろんな形がありますね。聴いていて心地よくなるもの、元気になるもの、落ち着くもの、興奮するもの。その違いとはメロディの動き、和音の移り変わり、リズムのサイクルなどのさまざまな音の並び方の要素によるのです。
演奏家は、楽譜に表された音楽のなかにあるさまざまな要素から、さまざまなものを読み取り感じ取って自分のなかの感情とリンクさせます。
そうして感じ取ったものを表現するのにふさわしい方法を選択して演奏します。それが強弱とかビブラートとか(他にも色々とありますが…)なのです。「選択して」と書いたけど、ほとんどの場合にはもう感じた瞬間にそれを行なって居ますね。

優れた演奏家に必要なことは、音楽から感じ取る「感受性」それらを演奏に結びつける「表現力」。感受性のために音楽以外にもいろんなものに触れたり、表現力のために演奏技術や音楽知識が必要なのであります。

…ということで、表情豊かに演奏するために、まずは音楽から深く感じ取ることが必要です。
特になにも感じてないのに、強くしてみたり弱くしてみたり、揺らしたりした演奏には必然がなく美しくありません。(もちろんそれでも美しいと感じる人も居ます。ここのところは難しいですね…)

「感じ取る」と一言にいっても難しいかもしれないですから、すこしわかりやすい例を挙げて見ましょう。

メロディが滑らかに、たとえば音階にそって順番に音がならんでいるならばそれは穏やかな動きで、穏やかさを感じ取ります。またそこで使われる音階が明るいもの、暗いもの、またどちらともつかないもの、それによっても感じが変わりますね。
メロディの音のならびが滑らかではなくたくさんの音程幅をいっぺんに移動する場合、それは強い動きで、そこには強い感情が感じ取れます。
メロディと一緒に演奏されている和音は明るいのか暗いのか?明るいのから暗いのに進んだり、なんだか不安定になってから落ち着いたりという動きもあると思います。

また速さも重要です。ゆっくりした音楽と速い音楽との違いには何があるか?素早く動く音やゆっくり動く音の違いは?



あらゆるところからあらゆるものを感じ取ってみましょう。



それともっとも大事なことは優れた演奏を実際に聴くことです。サクソフォンだけじゃなくて歌、ヴァイオリン、マリンバなども聞いてください。(プロの演奏家のをきいてね!)動画でも構いません。でも生の演奏の方が山ほど得るものがあります。そして音だけじゃなくて、演奏する時の演奏家の体の動き、音の出る前、なっている時、終わらせた時どんなふうにやっているのかたくさん観察してください。きっと得るものがあります。



あ、ここまで書いといて肝心なこと書き忘れました。

演奏する音楽を好きになってください。魅力をたくさん見つけましょう。その作品の背景を調べたり作曲家のことを調べたりするともっと、好きになれると思いますよ。そしたら感じ取るものも増えます!

応援してます!がんばってくださいね〜(=゚ω゚)ノ
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コメント

とても参考になる記事、読ませていただき、ありがとうございます。
演奏に表情をつけるということ、いつも無意識にしていますが、言語化して理解でき、とても有益な記事でした。
私は聖歌隊でテノールを歌ったり、プライベートではカラオケで演歌を歌ったりするので
オカリナを吹くとき、歌を歌うつもりで吹いています。
オカリナの呼吸の仕方も、歌唱での呼吸も通じるものがあると感じています。
これからもよろしくお願いします。

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