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デュオたんとCD

1stアルバムCD「T A N T O」好評発売中!

税抜2800円(税込3,024円)
月の沙漠/あの町この町幻想/蘇州夜曲/貝殻節/名もないちいさな小径/名もない小さな舞曲/ スカボローフェア/「悲愴」より/こきりこ幻想~二本のオカリナの為の三章~/ 酒と泪と男と女/カルメン・オカリナ・ファンタジー/あやしうた/鳥取高等女学校 校歌/ ローズ/

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デュオたんとファーストアルバム「T A N T O」リリース

デュオたんとCDうらばなし「鳥取高等女学校 校歌」

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もりしたともこ

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試演会終えて。本番で学べること・ミス・トラブルと、対策

今日はたんと音楽教室のオカリナ・ピアノクラス試演会でした。
試演会は発表会の他に年に2~3回程度開催しております。(サックスクラスは年1~2回程度)

実は出演する生徒さんを観察しながら、ここからどんなふうに指導していけばいいだろうか、という教える側として勉強の場でもあります。
本番の舞台の上でしか経験できないことはとても沢山あり、それらをひとつひとつ、どのようなことが起こりうるのかを認識していくことで、より演奏の質を高めることにつながります。

今日見ていて気が付いた、実際本番でのミス・トラブルと、対策とを書いてみようと思います。

・演奏の始まりがいまいち

これは吹き始める前に最初に出すべき音の高さをきちんとイメージできていないというのが主な理由です。オカリナは特に、息の強さでピッチをコントロールしなくてはいけませんからただなんとなく息を吹き込んでも正しい音程では鳴ってくれません。吹き込む前に、この高さの音を出す、と狙いを定めそれに必要な息の準備と、きれいなアタックのための舌のポジショニングをしなくちゃいけません。

それを頭に入れるまで何度も最初の部分を録音して聞く、実際に声に出して歌う、またピアノなどで正しい音を弾いてみるということも有効です。(スマホアプリなどを活用しましょう)
アンサンブルの場合、自分のパート以外のすべての音も含めてイメージすべきです。ソロの場合も自分の音だけじゃなく同時になる伴奏の音もイメージできるといいでしょう。

こういったことを練習で何度もやっていればおのずと、吹き始める前に頭の中にさいしょの音をならす「くせ」がついてきます。

・音楽の流れが単調になってしまう

いわゆる「守りに入った演奏」というやつですね。普段はのびのび演奏できるのに人前に出ると「失敗しない」ことに固執してしまっている状態。でも時にはこれも必要な過程であると思います。自分は落ち着いたら失敗せずに演奏できるんだ、という自信をつかんで、次のステップではよりのびのびと演奏すれば良いのですから。
つぎにどうしたらドラマティックな演奏、心をうごかす演奏になるのか。それはあなた自身がじっさいに聴いて心動かされた演奏にこそヒントがあります。
素晴らしい演奏だ!と思った演奏を強くイメージしつづけること。まっすぐ伸びる美しい音、ときめくようなビブラート、鮮やかな音の跳躍、どんなところに心を惹かれるのでしょう?そういったイメージを得る為にはぜひ演奏を沢山聞く事。そして「あんな演奏自分にはムリ」などと可能性を否定しないこと。シンプルにイメージしてなりきることでクリアできることって、すごくたくさん、あるのです。(じっさいこれが出来ている生徒さんが何名かいらっしゃいました!すばらしい!)

・音楽が強引

先ほどと逆のようですが…前のめりになるあまり演奏にチカラが入りすぎてしまう状態。演奏するとき、あなたと楽器とはパートナーです。楽器が悲鳴を上げるような演奏の仕方をしていませんか?楽器が無理なく、自然に鳴るようにしてあげる意識を持ってみましょう。どんなふうにすれば自然に鳴ってくれるのか?たくさん、楽器と対話をすること、練習することです。やはり(笑)


そして…多くの人にとっての課題である「緊張」について。

「緊張」の対策には自己観察が大事です。自分がどういう状態であり、何が原因でそのようになったのか、ということを思い返す必要があります。
例えば…舞台に立つと失敗をして恥をかくのではないか、と思ってしまいますね。でも失敗をしたってたいして恥ではありません。こういう場ではお客さんもほとんど同じ立場の生徒さんがたですから。
だいたい失敗をしたとき自分を責めるのは他人じゃなくて自分ですね。だれも、責めたりなんかしませんし、後ろ指さすこともあり得ません。自分に責められるのが怖くて怯えているんですよね。そういうときは寧ろ、「自分を責める自分」を追い出す、自分に優しくなる努力が必要かと思います。
特に演奏中は自分を責めることなんかはっきりいって無駄でしかないので、失敗をしてもすぐに受け流すべきです。(反省は後回し!)

また失敗するかもという心配は、練習不足・準備不足でも起こり得ます。(私は・・・あんまり人のことをいえませんが・・・)楽譜のチェックや持ち替えのチェック、全体の流れを確認出来ていないなど。「備えあれば憂いなし」ということで…実際自覚がある場合、言われるまでもないところですが。
(めっちゃ余談ですが、小さい頃「備えあれば嬉しいな」だと思ってました。仏さんの心の声)

緊張しそうな自分を制しようとするあまり、身体が余分に動きすぎる…というのもあります。人間の体はけっこう重たいのです。あんまり動くと、音楽の速さに影響します(遅くなります)。音楽の流れとは…実は自分で生み出すのではなくてそこに自然に存在しています。その流れに委ねるように演奏できると良いですね。

緊張の結果、身体のコントロールが効かなくなっている状態を抜け出すまたは予防するため、感覚を受動的にとらえることは効果があります。足の裏に地面から来る圧、指先に楽器から来る圧、息を吹き込んだことにより起こる楽器のわずかなバイブレーションが指先から伝わってきます、それは口の中や喉にも、もっと研ぎ澄ませば全身に伝わっていることを感じられます。そしてなにより自分の耳に届く音。それらすべてを受け止めながら演奏する意識をもつことです。
たとえば緊張で指がうまく閉じない状態の場合、指先の感覚を持ち直すこと。ブレスが浅い場合、息が胸の奥に深く入ってゆく感じを感じ取ること。

ところで、私の緊張しないマインド(緊張しないためではないのだけれど結果そうなっている)についてですが、お客様が演奏会で会っているものは私という人間などではなく「音楽」という尊いものであり自分はその僕である、という意識です。美しい・すばらしい音楽に会っていただきたい、という思いです。ですから自分という人間がどう見られているかは、どうでも良いのかもしれません。
おそらく、音楽を愛する演奏家の多くは同じような意識を持っていることと思います。
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コメント

いつも試演会に参加させて頂き感謝しています。初めてブログを読ませていただきました。早速プリントアウトして、何度も読み返しました。レクチャー時に教えていただいていることが、こうして活字になるとより鮮明に入ってきて理解が深まります。基本的な心構えから、気をつけなかればならないこと、その対策などなど・・・。勉強になります。
お忙しい中、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。さかぐち(´∀`)

ありがとうございます

Duo 和 坂口さん
コメント、ありがとうございます!初めて読まれたんですね!
確かに・・・こうして文章にしておくのも大事なことかもしれないですねえ。私自身も、何か良いことを思ってもすぐ忘れちゃうので(笑)
ちょっとでもお力になりましたら幸いです!

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