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デュオたんとCD

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デュオたんとファーストアルバム「T A N T O」リリース

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オカリナのキャパシティ

最近のレッスンで生徒さんにお伝えしたことを。

自分は何本かのオカリナを同時に使っていますが、
それは「楽器の消耗を抑える」ということが主な目的です。
とくに、レッスンでも演奏でも一番多く使うアルトCが、もっとも沢山あります。

一本の楽器のみを使っていた頃は控えの一本を息を入れて育てておく
という感じでしたが、あるとき急に鳴らなくなってしまう、もしくは結露するようになることを何回か経験して(練習を沢山していたのも原因かも)
いろいろなものを使えたほうが良いのでは、ということになりました。


また、オカリナにはそれぞれいろんな個性がありますから、それらをどういう場面で生かすか?ということを考えるのは、楽しみでもあります。



で、ここから本題ですが


色々なオカリナに慣れるとはどういうことなのか?
という話です。

楽器の持つ特性を知って、演奏に生かすことです。
もちろん、たくさん吹いてその楽器と仲良くなるのが一番ですが
その中でおもに二つの指針を持っておくと、はかりやすいだろうと思います。

1息のキャパシティ
2アタックのキャパシティ

です。

「息のキャパシティ」

音量・音質、そしてビブラートの個性につながります。
どのくらいの息の量を受け止めてくれるか、をさまざまな強さで吹きこんでたしかめます。
具体的には、ひとつの音を定めて息のスピードをゆっくりからだんだんと速くしてゆきます。

・息の強さに対するピッチの影響の度合い
・どのあたりで音が破綻するか?

というのを見る。
これをいくつかの音で試します。


そして、ちょうどよいピッチになる強さの息をいれたとき、どんな音色になっているか?
ということがその楽器のもっている音色というところに直結します。

また、ビブラートの波をどのように受け止めてくれるのかというのも見ます。
激しいビブラートからゆるいビブラートまでいろいろ試して音色と音程がどう変わるかを見ます。
(それなりにビブラートのコントロールが身についてることが条件になりますが)

オカリナの設計でいうと、エッジの大きさとウィンドウェイの太さが影響するようです。

ちなみに自分の場合、生演奏ではピアノと演奏することが殆どなので音量は必要です。
録音に使うときはまた変わってきます。


「アタックのキャパシティ」

これはそのまんまアタックの表情に影響があります。(アタックは演奏表現でとっても大事なところなんですがその辺の説明は割愛して)
いろんな発音(タンギング)を試してどのくらい反応があるかというのをはかります。

具体的には、いろんな強さの「トゥ」を試すことです。
文字であらわすと
強いアタックは 「ッッットゥー!!」みたいな感じで、
弱いアタックは 「ドゥー」という感じでしょうか。

そうすると、強くしたら破綻するというのと、あまりおおきく変わらない
というのがあるかとおもいます。

ちょっとした変化をセンシティブに捉えてくれるオカリナの場合は、表情豊かになる一方、破綻もしやすい。
どれだけやってもあまり変わらないというオカリナの場合は、破綻しにくく扱いやすい一方、表情が乏しくなりやすい。

センシティブな方が鮮やかになりますが
インセンシティブなオカリナも、表情がつかないというわけではなく、アタックを強くしても破綻しないため、音量が出せて重厚な表現がしやすかったりします。


ちなみにアタックのキャパはエッジの形状が大きく影響していて
形状が丸いとセンシティブ、尖っているとインセンシティブになるようです。

一般に、初心者が扱いやすいオカリナと言うのは、
インセンシティブで音量は弱めに設計されているようです。
(かといってそれがプロ奏者にとって使えないものである、というわけではないです)


「吹きやすい」
と、直感的に思うのは、これらのグラデーションの中で自分が「慣れた」やり方にその楽器のキャラクタがフィットしてるのではないかとおもいます。

扱う技術を自分の中に育ててくれるのもオカリナの方だったりするので、色々使ってみたいなーという場合はこれらを意識して楽器と仲良くなってみるとよいかとおもいます。
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