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今年のコンサート
我が家の年明けは、2日に家族でのライブ配信からでした。
沢山の方がチャットに参加して盛り上げてくださり、嬉しかったです♪
まだご覧になっていない方は、アーカイブをのこしておりますのでぜひご覧になってください。
https://youtu.be/kni_ipzhlww
デュオたんとの演奏スケジュールをお知しらせいたします。
今年は4年ぶりに?デュオたんとでコンサートツアーを行うことになりました。
全国各地で、デュオたんととご縁のある皆様にご協力を得て、デュオたんとと仲間たち、で演奏させていただきます!
とっても楽しみです。
また、いくつかのオカリナフェスティバルのゲストとしてお声がけをいただいており、こちらもとても楽しみです!
ご都合の合うコンサートにぜひ、お出かけくださいませ。
【デュオたんと出演コンサートのお知らせ】
○森下知子&小林洋子~ハートふる・オカリナコンサート久留米公演~
2月24日(金)
18:00開場、18:30開演
場所:石橋文化ホール
入場料 一般:3000円 中高生:1000円 小学生:500円 一般当日:3500円
出演:森下知子・小林洋子(オカリナ)大島忠則(編曲・ピアノ)
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○デュオたんと コンサート(仮名)
4月2日(日) 13:00~ 16:30~(2回公演)
場所:桜の庄兵衛「米蔵」 (大阪府豊中市)
入場料:3500円
主催:桜の庄兵衛ギャラリー委員会
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○デュオたんとコンサートツアー2023(仮名)
東京公演 4/18(火) 19:00~(予定)
場所:ティアラこうとう(江東区)小ホール
ゲスト:大島快晴(フルート)
名古屋公演 4/20(木) 14:00~(予定)
場所:スタジオフィオリーレ
ゲスト:オカリナデュオ水平線
滋賀公演 7/1(土)13:30~(予定)
場所:栗東芸術文化会館SAKIRA(さきら)小ホール
ゲスト:さえ&もえ(オカリナデュオ)
福井公演 7/2(日) 14:00~(予定)
場所:鯖江市文化センター
ゲスト:coccole(オカリナデュオ 代田&藤野)
チケット:一般3000円中高生1500円小学生500円(全席自由)
主催:デュオたんと
上記すべてのチケットご予約はメールにて受け付けております。
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【ゲスト出演情報】
○第1回大阪オカリナ吹きだおれフェスティバル
5月21日(日)
場所:大阪市立旭区民センター小ホール
ゲストライブチケット:1500円
連絡先:大阪オカリナ吹きだおれフェスティバル事務局090-3927-4938(丸山)
カンターレ・フォレスタ090-1343-8206(矢原)
↓Twitterアカウント
https://twitter.com/osakaocarina
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○神戸オカリナ響コンサート(詳細未定)
6月10日(土)
場所:西神中央ホール(なでしこ芸術文化センター)
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○第17回陽だまりオカリナコンサート
6月17日(土)
場所:松戸市文化会館(森のホール21)
「ハートふるCD」紹介その9 案山子
10曲目の、さだまさしさんの「案山子」です。


今回のこの選曲は渋いなあ、と言われることが多いのですが…
そうですよね、数あるさだまさしさんの作品のなかからなぜ「案山子」なのか??
他にもいろいろと、ありますね。オカリナでよく演奏される曲と言えば北の国から、とか、秋桜、とか、道化師のソネットとか…
いずれも、カラオケでも人気の曲のようですが意外と「案山子」はあまり楽器で演奏されていないようです。
案山子はじつは、大島たっての希望の曲でした。
ちょうどこの曲を編曲したころから1年前の春、息子が進学の為、東京に来ました。そんなときにこの歌詞が、沁みる…ということで。
(以下、さだまさし/案山子より引用)
元気でいるか 町には慣れたか 友達出来たか
さびしかないか お金はあるか 今度いつ帰る
このサビの歌詞で、ほんとに言いたいのは一番最後の言葉なのかなあ、と思ったりします。
手紙が無理なら電話でも良い 金頼むの一言でも良い
ともあり。今はスマホにLINEというものが有ってまあすぐに連絡はつけられるのはありがたいことです。しかしほんとにたまに連絡あって「金たのむ」みたいな一言だけやと、どないやねんとなりますね。しかし自分も親に対してはどうだっけな…と思って反省…。
小高いところに城跡が有り、そこから見渡すと田畑がひろがり一面雪をかぶると煙突だけがぽつんと見える。…そんな日本のあちこちにありそうな田舎の風景が舞台です。この歌のように、景色と心情とが合わさったノスタルジーは、いつの時代も、これから先にも人の心にきっとある普遍的なものなのだろうなと思います。(ぜひ一度、すべての歌詞を読んでみてください)
ところでジャケットの写真は、洋子さんのご自宅近くの田園風景の中で撮ってもらいました。撮ったのは夏でしたが、車を走らせながら目に映る遠くへと拡がっている田んぼは、なんとなく案山子の歌の景色と重なりました。(カカシはみつけられませんでしたが)
最後はひとりごとを言うように、ぽつり、ぽつり、と。
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「オカリナステップアップのコツ」参考演奏
課題曲の参考演奏をYoutubeにアップしました。
参考演奏というのはあくまでも例と考えていただきたいとおもいます。
何度も聴いてそのまんま・その通りに演奏する、というのは(それはそれでもちろん練習にはなりますが…)あまり本意ではありません。
読譜力を身に着けて、きちんと楽譜から読み取ってじぶんの音にするというプロセスは、とても大切なことです。
聴いてみるのはたとえば、はじめに一度だけ、でもよいかもしれません。
あるいは、まずは自分で楽譜を読み演奏してみてから、聴いてみるというのでも良いと思います。
このテキストにある曲はたいがい、よく知られている曲なのですが…
そんな曲ほど楽譜をちゃんと読まずになんとなく吹いてしまう、という事がよくあるのではないでしょうか。
聞き覚えでなんとなく吹いておわり、ではなくきちんと読み細部にこだわって良い音で演奏することが上達への道です。
参考演奏は、こちらの再生リストから見れます。
それぞれ長短調でセットにしてアップしてゆきます。
まずは調号(♭♯)なし~1つずつまで。
https://youtube.com/playlist?list=PLFIuFC1V-AL-VwpM7XelgVMrOSmnNzgx2
テキストはこちらから購入いただけます。
♯♭もすらすら吹けるようになる~オカリナステップアップのコツ(著:森下知子 ヤマハミュージックメディア)
税込み1650円(+送料)
https://tantomusic.stores.jp/items/60894becf3c5e729dd4da6ea
今回、この動画アップに伴って、新しく「森下知子オカリナLessn」としてチャンネル開設しています。
レッスン動画があればこちらにアップします。
(以前たんとのチャンネルにアップしたものも編集しなおしてアップしようかと考え中です)
「ハートふるCD」紹介その8 小さな旅
今回は「小さな旅」


こちらはNHKの紀行番組「ちいさな旅」のテーマ曲として作曲された作品で、番組中に流れるこのインストバージョン正式名称は、「光と風の四季」と名付けられています。
1983年からはじまってもうすぐ40年にもなる長寿番組なのだそうですが、あまりテレビで見た記憶はなくて、それでもこのメロディはどこか遠く懐かしい思い出となって心の奥底にありました。
作曲者の大野雄二氏といえば、自分にとってはやはりルパン三世のイメージが強いですが、いずれも唯一無二の色合いというか香りというか…そういうものをもった作品を生み出す人だなあと感じます。
ぜひオカリナデュオでやりたい、と思ってメロディラインは私がアレンジして、コンサートでもたびたび取り上げていますが、
原曲アレンジでは前奏には笛の音(たぶんオカリナと思われる?)が使われ、そしてAメロではイングリッシュホルン(オーボエよりも音の低いダブルリード楽器)が使われていて、どちらもとても「哀愁」のある音色なんですね。
このあたりがオカリナにも相性がよさそう、と感じるところなのかも。
前の長崎の鐘の時にも書きましたけれど、洋子さんのアルトFオカリナがかなり!いい音で、原曲にも負けない演奏になってるのではないかなあと思います。
哀愁、感じてください。
パートは1st(アルトC)森下、2nd(アルトF)小林
で演奏しています。
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「ハートふるCD」紹介その7 名もない小さな祭り、名もないちいさな小品
CDのライナーノーツには書いていない曲にまつわるエピソードや紹介を書いていきます。
「名もない小さな祭り」と「名もないちいさな小品」


大島忠則による「名もない小さな」とつくオカリナ二重奏の為の作品が、全部で4曲あり、そのうち「名もないちいさな小径」と「名もない小さな舞曲」の2曲をデュオたんとの1stアルバム(2018年に発売)に収めています(共演はデュオ・セルリアンの千井慶子)。
のこる2曲がこの「祭り」と「小品」です。
「祭り」とは、パンフレットのライナーノーツにも書いていますが、
草木が風に揺られる様を人が左右に揺れ踊るように、そしてそこここから交互に聞こえてくる虫の声がお囃子のようであるという、自然の情景をお祭りに見立てたタイトルなのだそうです。そこには、幼いだれかの足音が楽し気に、太鼓のリズムを打っているおとも聞こえます。
ソプラノC&Fというどちらも高い音のオカリナ二本のための、短い作品です。
曲のイメージの通り、お互いの掛け合い、日本のお祭りで聞こえてきそうなリズムが特徴で、さほど難しくないので、多くの方にぜひ演奏してみてほしい作品です。
「祭り」の演奏パートは1st(ソプラノC)森下知子、2nd(ソプラノF)小林洋子
そして「小品」は大島によるオカリナ二重奏のためのオリジナル作品として、初めての作品でした。書かれたのはかれこれ20年以上前…
たくさん低い音が出てきてオカリナの運指への配慮がない作品で難しいなあ、などとと当時は思っていましたが…今では大丈夫です。成長した(笑)
出版にともない、2ndパートのとくに低音が多い前半部分をアルトG(アルトFでも可)に書き換えてもらい、今回の録音はそちらのver.で演奏しています。
ところで無伴奏の二重奏はやはり、ピアノの入った編成とは違ってオカリナ同志の「ひびきあい」にフォーカスされます。
とくにこの小品はそれが顕著な作品であると感じますが…
じつはもともとこの作品のパートは1st洋子さん2nd私で、というつもりでリハーサルまでやっていましたが、いざ録るとなったときなかなかしっくりこない感、あり。私のわがままで何回も録り直してもらいましたが…パートチェンジしちゃおうか、と洋子さんが提案くださってなんとその場でパートを交代することになったのです。
そして楽器はなんと…洋子さんご自身のではなく私のアルトGを使っておられるのですが
さすが洋子さん、演奏はバッチリ、ほぼ1発でした…!
「小品」には祭りや小径のように情景の題名がついていませんが、自由なイメージで聴いていただけたらと思います。
(小品、とはちいさな曲という意味のPieceの和訳です)
パートは1st(ソプラノF)森下知子、2nd(アルトG/アルトC)小林洋子
この2作品は楽譜を販売しています。ちらから購入いただけます。
こ大島ただのり・オカリナデュオ作品集 (「TANTO MUSICウェブショップ内)
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